チェックボックスにペーストできてしまう落とし穴


スクリーンショット 2016-06-08 12.17.43FileMakerは実に素晴らしい開発環境で、ここまで素早く開発や変更ができるものはほかにありません。ということで現実のビジネスにおいては実に有用で、他の開発環境でシステム作っている方にもぜひ触れてほしいものです。

ただし、もともとの出発点がエンドユーザ向けアプリで、それをベースにいまのハイレベルなシステム構築ツールに進化してきたという経緯から、妙な仕様が残っている部分が若干あります。

その中でも要注意なのが、ここで紹介する「チェックボックスにフォーカスがある状態では、任意の値をペーストできてしまう」という点です。ラジオボタンでも同様ですがこの場合は選び直せば値は復活します。しかしチェックボックスにおいては、選択をやりなおしても貼り付けた値は残り、さらに気づきにくいという落とし穴もあります。

これを防ぐためには、チェックボックスでよく行われるようにスクリプトトリガを仕込み、値が変更された瞬間に「フィールドへ移動」でフォーカスを外しておくとよいでしょう。これはポータル内で行っておくと効果が大きいのは、サンプルにあるとおりです。

ただし根本的には、フィールドには「1」もしくは空欄以外は入らないような対策をフィールド定義の「入力値の自動化」で行っておくべきでしょう。これならレイアウトでどう作ろうとも、不正な値が入ることはありません。

チェックボックスに任意の値がペーストできてしまうことでのメリットはどうにも考えられませんので、FileMakerの謎仕様・落とし穴として気をつけておくべきでしょう。