小計パートに配置する検索ボタン


FileMakerでの集計テクニックとして「ボディパートのないレイアウトを作成し、小計パートで集計結果のみを表示する」というものがあります。クロス集計などもこれを使っています。

そして、その小計パートに検索ボタンを配置するためにはちょっとした小ワザが必要になります。

集計フィールドは配置するパートによって結果が異なるというのが特徴で、1つのフィールドでさまざまな結果が表示できるという点でとても便利です。ただし、パートによって異なる結果をそのままスクリプトで読み取るのに、ちょっとしたコツがいるのです。単に該当パートにボタンを置いただけでは、スクリプトではすべての対象レコードの結果を取得してしまいます。

そこで、該当する集計フィールドをパートに配置し、そのフィールドにカーソルを飛ばした状態で結果を変数などに取得するというワザがあり、これによってパートごとに異なる結果を取得できるのです。

これにより作成したスクリプトは以下のようになります。
スクリーンショット 2015-07-06 13.35.48

と、解説するとややこしそうですが、サンプルはいたって簡単です。月ごとの売上発生件数を集計して、ボタンをクリックするとその月だけの売上が絞り込まれて表示されるというものです。このような集計は実業務においてはほぼ必須といえるレベルのものですから、ぜひともマスターしておきましょう。

【追記】このサンプルは集計フィールドの「一覧」タイプを使っているため、FileMaker 13以降でのみ動作します。古いバージョンで工夫するよりも、ぜひ新しいバージョンに乗り換えてしまいましょう。